スウェーデンのことをもっと知ろう!
近年幅広い年代、そして世界中で愛され続けている北欧食器。
その中でも老舗といえば、スウェーデン王室御用達のロールストランド(Rorstrand)の存在は欠かせません。
ロールストランドは北欧では最古、ヨーロッパでは二番目に古い歴史を誇るスウェーデン発の陶磁器メーカーです。
あの世界的式典、ノーベル賞授賞式の晩餐会でもロールストランド社の食器「ノーベル」が使用されていることでも有名です。
日常使いから高貴な社交場まで、どんなシーンでも馴染み、そして気品あふれる存在感で包んでくれるロールストランド。
親から子へと世代を超えて受け継がれ、コレクターズアイテムから贈り物、日常使いまでスウェーデンの芸術、デザイン史にしっかりと存在感を放ち続けています。
そんなロールストランドの特徴や歴史、人気のデザインをご紹介していきましょう。
ロールストランド社は約300年の歴史を歩んできたスウェーデンを代表する北欧食器のブランドです。
食器、マグカップ、ティーポット、ボウルなど種類は様々。
同じロールストランドとは一見気づかないこともあるほどデザインが多様です。
数あるロールストランドのデザインの中であなたのいまの食卓の気分にぴったりのお好みのデザインに出会えるはずです。
出典:https://www.mothersweden.jp/resources-rorstrand-history.html
「芸術家を産業現場へ」を掲げ、様々なスウェーデンのデザイナーと手を組み、その時代に合ったスウェーデンのデザインを提供してきました。
機能性と芸術性の両方を兼ねそろえたスタイリッシュなデザインは、“スカンジナビア・デザイン”とも呼ばれています。
あたたかな朝のぬくもり、家族・友人たちとのランチ、恋人とのティータイム、気品漂うパーティいかなる場でもかならず花を添えてくれるはずです。
(1850年代のロールストランドの工場を描いたもの。無名の画家。)
出典:https://www.mothersweden.jp/resources-rorstrand-history.html
1726年 中国磁器にヨーロッパの貴族たちが憧れていたころ、ヨーロッパの王族たちは自分たちの手で陶磁器を作りたいとスウェーデンにあるロールストランド城で、ドイツ人の陶磁器職人であるヨハン・ウルフ(Johann Wolff)によって開窯されたのがロールストランドのはじまりといわれています。
(1840年代のグスタフスベリの陶器シリーズ“Ecclesial”)
出典:https://www.mothersweden.jp/resources-rorstrand-history.html
最初の装飾はコバルトブルーで中国や諸外国からインスピレーションを受けています。
料理には金属プレートが使われていましたが、次第に誰もが磁器を使う時代がやってきます。
そして製造の場は工房から陶磁器工場へと制作の場を拡大していきました。
1770年頃には自然から着想を得たフランスのロココの影響により、花や果物、魚などのデザインや、ブルーだけでなくイエローやグリーンなど様々な色が使われるように。そしてディナーセットも販売されるようになりました。
(1900年代初期のアール・ヌーヴォー調のヴァランダーの花瓶)
引用:https://www.mothersweden.jp/resources-rorstrand-history.html
1900年にパリで開催された世界博覧会で、ロールストランド社はアールヌーボースタイルの豪華な食卓や壺を発表し、国際的な躍進を遂げることとなります。
1960年代には豪華なディナーよりも、素朴な今私たちが持つ北欧食器のイメージに近い素朴な食卓がメインになっていきます。
カラフルで大きく華やかな柄が起用されはじめたのもこのころから。
1976年リトシェーピングにロールストランドの博物館が開設されました。
今でもその博物館は存在し、ストックホルムから電車で3時間ほど。博物館では今までのロールストランド製品とその製法を学ぶことができます。
博物館にはカフェも併設されており、のちにご紹介するスウェディッシュ・グレースでコーヒーやパンをいただくことができます。
北欧食器好きの方はぜひ訪れてみてください。
そして来たる1991年のノーベル賞90周年でロールストランドの「ノーベル」が使用されるようになりました。
ノーベルのデザインは白地に金の縁取りと高貴な印象を与えます。
ノーベル賞授賞式と晩餐会のこの日のためだけに使用されるという貴重な存在です。
残念ながらノーベルのシリーズは2015年に製造を中止していてなかなか手に入りませんが、今でもヴィンテージとして求める人が少なくありません。
ロールストランドは2001年にはフィンランドのイッタラの傘下に入りましたが、今も変わらず、北欧食器の世界でロールストランドブランドは重要な役割を担っています。
白地に小さな青い花があしらわれた「モナミ(Mon Amie)」は、1950年代にのちに「時期の母」とも呼ばれるマリアンヌ・ウェストマンがデザインし発表されました。
マリアンヌのデザインは当時のロールストランド社の売り上げの45%を誇るほどの人気だったそう。
夏の雨の日に「ラブラドール・ティー」というかわいらしい白い花をスケッチしたことからこのデザインのインスピレーションにつながりました。
マリアンヌは他にもピクニックやマイガーデンなどのベストセラー作品をデザインしています。
2008年に誕生したデザイン「ぺルゴラ(Pergora)」は、つる草模様をあしらった「モナミ」と肩を並べる人気デザイン。
日差しを遮るためにつる草を絡ませた日陰棚のことを「ぺルゴラ」というところから名づけられたといわれています。
2014年12月末に残念ながら廃盤してしまいましたが、2016年夏に限定で復刻。マグカップやプレート、ボウルが販売されました。
とても軽くマグカップは持ち手部分も大きく使いやすいとあって、どんな食卓にも馴染みやすい一品です。
引用:Rörstrand http://www.rorstrand.com/
「エデン(Eden)」という名にどこか聞き覚えはありませんか?そうです。
キリスト教の聖書に出てくる「エデンの園」でアダムとイブが食べたリンゴがモチーフになっているのがこの「エデン」。
ロールストランド社の創立290年記念で開催されたローストランド社ファン投票で一位を獲得し、1960年代の人気シリーズだった「エデン」が復刻されました。
水彩画のようなタッチで描かれており、さわやかな印象を持ちます。
リンゴの断面図になっているデザインがなんとも愛らしいですね。
個性が光り、シンプルな食事でもおしゃれに演出できますよ。
スウェディッシュ・グレース(Swedish Grace)はルイーズ・エーデルボーグというロールストランド社を代表するデザイナーによる作品です。
スウェディッシュを訳すと「スウェーデンの優美さ、美しさ」という意味を示します。
1930年に開催されたストックホルム博覧会で注目を集め、今もなお、ロールストランド社の定番デザインとして北欧のみならず、世界中にファンがいるデザインのひとつです。
夏のそよ風に揺れる麦の穂がモチーフとなっており、色合いも淡いスルーブルー、アイスブルー、サンドベージュなど、なんとも温かみのある7色カラー展開があります。
スタンダードな色もあるので、贈り物にもぴったり。あらゆる人の日常に溶け込むでしょう。
引用:https://www.mothersweden.jp/resources-rorstrand-history.html
1745年に沈没したスウェーデンの東インド貿易船「イェーテボリ号」。
そこから見つかった陶器片からインスピレーションを受けたデザイン「オスティンディア(Ostindia)」。
遠目で見ると洋食器にも和食器にも見えるデザインです。
小さな花があしらわれたデザインはアジアンテイストとスウェーデンの温かみを兼ねそろえ、アジア料理の盛り付けにも相性が抜群です。
どことなくアジアの明るさと北欧の気品が伝わってくるデザインはきっと食卓を明るく照らしてくれることでしょう。
軽くて気取らず、使いやすいデザインが多いロールストランドは、北欧食器を初めて取り入れる方にもおすすめです。
こんな愛らしい食器があれば、いつものおしゃべりティータイムもさらに話の花が咲くことでしょう。
近年はさらに北欧の文化が注目されるとともに、愛らしい北欧食器も、食事の時間を大切にする日本の文化に驚くほど自然に浸透していっています。
日本食の優しい自然の色合いとも北欧食器は相性がよく、贈り物としてもきっと想いと共に、大切な人の健康的な生活を彩ってくれることでしょう。
いかがでしたでしょうか?北欧食器の老舗、ノーベル賞授賞式の晩餐会でも使用されるロールストランドの魅力やその歴史、人気のデザインをお伝えしてきました。これから長くお付き合いできるロールストランドを、あなたのお家に招き入れてみてはいかがでしょうか。
スウェーデンの国民性はとても穏やかで、家族との繋がりを大切にしています。そこに欠かせないのがスウェーデン料理。
Fikaはコーヒーとお菓子があれば、どこでも誰とでも楽しむことができるささやかな休息時間です。
ひとつ見てみるとその世界観にハマってしまう、スウェーデン・ストックホルム地下鉄駅の巨大アート。
水の都ストックホルムは、メインの観光地であるガムラスタンの他にも、非常に多くの博物館や美術館があります。
北欧に位置するスウェーデン。スウェーデンという国名は知っているけど、実際にどんな国なのか疑問に思いますよね。
北欧らしさが特徴のスウェーデンの伝統行事。季節を感じる行事は、スウェーデン人にとってどれも大切なものです。
毎年12/10に開催されるノーベル賞授与式。世界中から偉業を成し遂げた方が選ばれ、華やかな式典が行われます。
スウェーデンには全部で15個の世界遺産があります。手つかずの自然が残されたスウェーデンでは、世界遺産も壮大なものばかり。
旅行で気になるのが言語。スウェーデンはスウェーデン語を公用語としています。
ノーベル賞授賞式の晩餐会でも使用されるスウェーデンの食器ブランド、ロールストランド。
幸せを運んでくる馬として大人気のダーラナホース。伝統柄だけでなく最近ではモダン柄も増えており、デザインや色味も豊富です。
「幸せな国」と呼ばれるスウェーデンの習慣は、取り入れていきたいものばかりです。
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