Fantastiska Fika

スウェーデンのことをもっと知ろう!

季節を大切にするスウェーデンの伝統行事!スイーツの日も要チェック

スウェーデンの伝統行事は、季節をとても大切にしています。
夏が短い北欧ということもあり、夏を迎える季節は盛大な行事として街中が大盛り上がり。

節を重んじた伝統行事は、旅行者が参加しても楽しいものです。

またスウェーデンを代表するスイーツも見逃せません。
長い間寒い時期が続くスウェーデンでは、家で過ごす時間が大切。
スウェーデン流のコーヒータイム「フィーカ」の文化のもと、スィーツも大切な役目を果たしています。
そのためスィーツにも記念日が設けられているほどです。

この記事では、スウェーデンの伝統行事とスィーツの魅力について紹介します。

スウェーデンのおもな伝統行事5選

スウェーデンを代表する伝統行事は、これから紹介する5つです。どの行事もスウェーデン人にとって大切なもの

伝統を受け継がれた行事の魅力に迫ってみましょう。

復活祭ポクス

ポクスとはスウェーデン語のイースター(復活祭)のことです。
スウェーデンのポクスは、ほかの欧米諸国とはひと味違います。
白樺の枝に鳥の羽をカラフルに染められたものをつけ、家の中やお店に飾るのが習慣です。

またイースターの象徴でもあるイースターエッグ。
こちらはスウェーデンでも定番で、家族や友達と卵をカラフルに塗ったり絵を描いたりします。
この卵はあくまでも飾り用。

家の中に隠す卵は、別に卵型の入れ物を用意しお菓子を詰めます。ポクスが近づくと、大人たちはイースターエッグ用にお菓子を買うためスーパーに行きますが、多くの人でごった返しています。

春は目の前というこの時期、街中カラフルに彩られスウェーデン人にとって大切な行事だということは一目瞭然。
子どもたちも魔女の格好で近所を回り、にぎやかな雰囲気に包まれます。

この時期によく食べられるスイーツがセラムです。 セラムについては、後述で詳しく説明します。

ワルプルギスの夜

春のお祭りとして欠かせないのがワルプルギスの夜という伝統行事です。
一言でいえば「焚火を焚く」もの。

昔、村の家々を守るために焚火を燃やしていました。
それもれっきとした仕事として成り立っており、報酬として卵をもらったようです。
この風習が現代では伝統行事として受け継がれると同時に、歌を歌う文化も加わりました。

夕暮れ時から始まるワルプルギスの夜は、音楽が流れ、みんな広場でピクニックをしています。

ちなみに、ワルプルギスの夜はスウェーデン周辺のフィンランドやデンマークなど、北欧に広まった文化です。
国によりお祭りの内容は変わります。

夏至祭り前夜祭

スウェーデンや北欧の人にとって貴重な夏。
その始まりでもある、夏至の前夜祭として開催されています。

その名の通り、夏至祭りの前日の金曜日に祝う伝統行事で、太陽に感謝する日です。

ウェーデン各地で前夜祭は開かれます。とくに有名なのはダーラナ地方のもの。
観光客が多い地域とあって、にぎわいが他の地域とは違います。

夏が待ち遠しいスウェーデン人は、曲に合わせて踊ったり歌ったりして、盛大に祝います。
伝統衣装を身にまとい、白樺や草花で作った冠をかぶる人もいるほどです。

夏至祭り

夏が来たことを祝う伝統行事です。
夏至祭りは、暦の夏至にいちばん近い土曜日に行われます。
前夜祭同様、多くの人で集まるほか、音楽やダンス、伝統衣装とスウェーデン文化を丸ごと体感。
みんな笑顔で楽しそうなのが印象的です。

夏至祭りでは、白樺を使った20mを超えるメイポールが作られます。
このメイポールは夏を祝う以外にも、農作物の収穫や子孫の繁栄など、さまざまな意味が込められており、夏至祭りでは欠かせないものです。

1年でもっとも盛大な行事といっても過言ではありません。
この日ばかりは、パーティ会場も豪華な伝統料理が並びます。
ディルが入ったポテトやニシンの酢漬け、いちごを使ったフルーツなど。

白夜の訪れを楽しむ、スウェーデン人になくてなならない伝統行事です。

ルチア祭り

キリスト教にちなんだお祭りで、再生の意味が込められています。
今まで紹介した伝統行事は、日にちが毎年違いますが、ルチア祭りは12月13日ときまっています。

ドイツで行われていた「子どものキリスト」という行事が元となり、スウェーデンで広まりました。
子どもの頭の上にはローソクのリースで飾られ、ケーキやお菓子を手渡します。
子どもたちは白いドレスを着て歌を歌うのが定番。

現在は、ルチア祭りとして街中を行進しますが、誰でもなれるわけではありません。
学校から選出されたり、番組内で応募者の中から選ばれたりと、意外にも狭き門なんです。
もともとは女性のみでしたが、現在は少年も選出されています。

ルチア祭りで欠かせないのが、サフランを使ったロールパンです。
ほんのり黄色に染まったかわいらしいパンは、ルチア祭りのときに食べられます。
同時に、配られるお菓子はジンジャー入りのクッキーが多いです。

スウェーデンの伝統スイーツは記念日が制定されている

ここからはスウェーデンの伝統スイーツを紹介します。
スウェーデンではおなじみのスィーツには、記念日まで制定されているのもおもしろいですね。

セムラの日

セムラとは、シュークリームに似た形にアーモンドペーストと生クリームを入れたパンです。
セムラの日は毎年変動します。
それはポクスを基準にしているからです。

ポクスは3月22日~4月25日のどこかの日曜日に決まります。
その47日前がセムラの日。

セムラは四旬節(復活祭の46日前)しか食べることがなかったそうです。
今では、その名残を残しつつ、年明けから食べられるようになりました。

ワッフルの日

スウェーデンのみならず、北欧の定番スィーツでもあるワッフル。
スウェーデンでは3月25日をワッフルの日と制定されています。

スィーツらしくジャムをたっぷりのせて食べるのがスウェーデン流。
ほかの国はというと、ノルウェーは八木のチーズを、フィンランドはベリーやおかずをのせてご飯として食べることが多いです。

ワッフルは家庭の定番スイーツ。
手作りワッフルを作る家庭が多いため、スウェーデン人はカフェでわざわざ食べることは少ないです。
家庭によって味付けが違うのもスウェーデンならではですね。

シナモンロールの日

ホームベーキング協会が40周年のお祝いとして登録したのがシナモンロールの日です。
1999年に制定され、まだ日が浅いのが特徴です。

シナモンロールは家庭でもよく作られるスイーツ。
なぜこの日が制定されたかというと、家庭でのお菓子作りの推奨を国民に促しました。

シナモンロールはスウェーデン発祥。
現在では形を変えながら、世界中で愛されているパンです。
スウェーデンから世界に広まったその歴史を忘れてならないということ、スウェーデン人でシナモンロールが嫌いな人はいないという思いから、記念日が作られました。

スウェーデンのシナモンロールは、げんこつのような形をしています。
中にはカルダモンというスパイスが入っているのが特徴です。
スウェーデン人に欠かせないフィーカでも、コーヒーのお供として人気。

ちなみにフィーカとは、スウェーデンの伝統文化で、午前と午後にコーヒータイムを設けています。
ゆっくり休んでコーヒーとスィーツを楽しむ時間。
フィーカはスウェーデン人にとっては当たり前の文化ともいえます。

スウェーデンのスイーツはこれも見逃せない!

ほかにもスウェーデンには定番スイーツがあります。

合わせてそちらも紹介するので、スウェーデンに旅行した際はぜひ試してみてください。
フィーカのお供にも最適ですよ。

ハロングロットル

プチケーキのようなかわいらしいスイーツです。
ハロングロットルは「ラズベリーの洞窟」とも呼ばれています。

真ん中にはラズベリージャムがのって、サクサクとした食感のクッキー。
もちろんフィーカにも相性抜群です。

チョコレートボール

スウェーデンの郷土菓子で、日本でも簡単に作れるスイーツ。
トリュフに似たようなコロンとした形がかわいらしいです。

表面にはココアパウダーやココナッツフレークがかかっています。
ちょっとしたおやつにピッタリのスイーツです。

キャロットケーキ

カフェの定番メニューで、フィーカでもよく食べられるスイーツです。
ニンジンをふんだんに使ったケーキで、生地にもトッピングにもニンジンが使われています。

クリームチーズが添えられていることが多く、なめらかでニンジンの香りがほとんどしないため食べやすく、コーヒーとの相性は抜群です。

ドロンマル

見た目は、日本のお菓子のカントリーマームによく似ています。
ザクザクした食感とホロホロした食感が相まって、スウェーデン人も大好きなスイーツ。

カフェでも人気商品で、量り売りで売られているお店も多いです。

ドロンマルは、しっかり食べるスイーツというよりも、少しつまみたいときに好まれます。
フィーカにもピッタリですね。

まとめ

北欧らしさが特徴のスウェーデンの伝統行事。
季節を感じる行事は、スウェーデン人にとってどれも大切なものです。
スウェーデンではどのような伝統行事があるのか、この記事で詳しくみてみましょう。
合わせて伝統スイーツも紹介しています。

FANTASTISKA FIKA

「スウェーデンのことをもっと知ろう!」

パートナー募集

北欧紅茶、スウェーデンの文化・食文化・デザインカルチャーを
わたしたちと一緒に伝えしていくパートナーを募集しております。

株式会社フォーグッドではライター、カメラマン、紅茶アドバイザー/ティーマスター/紅茶マイスター/
ティーインストラクターなど紅茶に詳しい方、料理研究家やスイーツを作れる方を募集しております。
一緒に北欧紅茶やスウェーデン文化を日本に広めていきましょう。

ご興味のある方はお問い合わせフォームよりご連絡お願いしております。

自然から生まれた心と身体にやさしい紅茶
株式会社フォーグッドは北欧紅茶正規販売代理店です。

わたしたちは偶然なご縁をきっかけに北欧紅茶と出会うことができました。
その素晴らしさに魅了され、わたしたち自身でその価値を多くのお客様に直接届けたいと思い立ち
北欧紅茶正規販売代理店としての事業を開始いたしました。

現在では北欧紅茶オフィシャルサイト運営・販売、Amazonや楽天市場 Mr.グスタフのネット販売、イベント出店、
注文コールセンターの小売販売と業務用の卸売、イベント立案、商品企画を行っております。
1人でも多くのお客様に北欧紅茶をお届けするためにこれまでの経験を活かして真摯に丁寧に取り組んでいきます。

北欧紅茶で私たちができることの一部

  • 小売
  • オフィシャルサイトの運営・販売
  • 楽天市場 Mr.グスタフの運営・販売
  • Amazonでの販売
  • イベント出店
  • 注文コールセンター
  • 販売
  • 百貨店
  • ホテル
  • レストラン
  • スーパー
  • 飲食店
  • イベント・商品企画
  • 催事、イベント、マルシェ企画運営
  • イベント商品企画
北欧紅茶オフィシャルサイト

北欧紅茶オフィシャルサイト

北欧紅茶のご購入や茶葉や歴史のご説明イベント情報のご案内、北欧に関連する衣食住の情報発信も現在企画中です。
ぜひ、ご覧になってください。

株式会社フォーグッドはスウェーデン王室御用達であり
ノーベル賞晩餐会でも提供される「北欧紅茶」の正規販売代理店です。

北欧紅茶は、セイロンや中国から上質な茶葉と世界樹から厳選したフルーツや花々を贅沢に使用しております。
5種類の紅茶と1種類の緑茶の個性的な香りと味わいは、どんなお料理やスイーツにも
コーディネートしていただける西洋と東洋の融合から生まれたスペシャルセレクションです。

株式会社フォーグッドは北欧紅茶オフィシャルサイト運営・販売、Amazonや楽天市場 Mr.グスタフのネット販売、
イベント出店、注文コールセンターの小売販売と業務用の卸売、イベント立案、商品企画を行っております。
1人でも多くのお客様に北欧紅茶をお届けするためにこれまでの経験を活かして真摯に丁寧に取り組んでいきます。

北欧紅茶についての詳しい情報はこちらからご覧ください。

Web販売

オフィシャルコールセンター

ご相談しながらお買い求め頂ける注文専用コールセンターをご用意しております。
ご購入の方や商品選びでお悩みの方はお気軽にお電話にてご注文ください。

ご購入の方や商品選びでお悩みの方はお気軽にお電話にてご注文ください

卸・仕入・業務用販売やイベントなど
北欧紅茶へのご相談・ご質問

資料送付をご希望の方・仕入れをご検討されている方・イベント出店・取材などのご相談
セーデルブレンドを始めとする北欧紅茶に関してのご質問なども受付しておりますので
まずは、どんな形でも一度ご相談ください。
資料送付と合わせてこれまでの実績などもお伝えさせていただきます。

ご相談・ご質問のお問い合わせは、お問い合わせフォームまたはお電話からお願いしております。

CONTACT

株式会社フォーグッドに関する
お問い合わせはお気軽にご相談ください

各種ご相談などお気軽にご連絡ください。
お問い合わせの内容によって
お返事にお時間を頂く場合がございます。
予めご了承ください。

RECRUIT

求人へのご応募は
採用情報から各職種の募集要項をご確認ください。

求人応募はこちらからも受付を行っております